1: やるっきゃ騎士φ ★ 2013/06/17(月) 12:45:59.73 ID:???
ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130617/mcb1306170501002-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130617/mcb1306170501002-n2.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130617/mcb1306170501002-n3.htm

農薬や化学肥料の過剰投与や成長促進剤の使用など、農産物への安全性を脅かす事件が
相次いでいる中国。5月には山東省産の生姜に人体に有害な農薬が使用されていたことが露呈し、
「毒生姜事件」として大々的に報じられるなど、消費者の不安は広がるばかりだ。

では、その農産物を生産している農家は、いったいどんな農産物を食べているのだろうか。
本紙記者(経済参考報)はその実態を探るため、吉林省の野菜農家を訪れた。
最初に向かったのは吉林省九台市。
徳恵市に向かう通り沿いに、1棟当たり1.5ムー(1ムーは約6.667アール)ほどの
大きなビニールハウスがいくつも立ち並び、その中にはさまざまな野菜が栽培されていた。
一方、九台市の農村で目にしたのは、そこかしこで行われている自家栽培だ。
吉林省は農家の敷地が広く、農産物を栽培する場所にはことかかない。九台市の農村でも
ほとんどの農家が自宅の敷地内に畑を作り、自家栽培を行っているという。

ビニールハウスの野菜は主に出荷用。自宅の庭で栽培している野菜は家族用。

「収入源である出荷用の野菜には、収穫量を上げ、収入を増やすために、農薬や化学肥料を
使う」
(地元の農民)のに対し、自家栽培の野菜に使うのは自給肥料や人糞、家畜の糞といった
有機肥料
出荷用と自家用で畑を分け、自分たちは農薬や化学肥料を使っていない野菜を
食べている
のだ。

「街の市場で野菜を買うことはめったにない」と話すのは、次に訪れた楡樹市五●樹鎮正義村で
自家栽培を行っていた農民。基本的に自家栽培した分で足りる上、市場で買う野菜は
安心できないのだという。
「毒生姜事件のニュースを聞いて、市場で野菜を買うのが怖くなった」というこの農民。
「外で売られている野菜は、どんな化学物質が使われているか分からない」と眉をひそめた。

実際、同じく自家栽培を行っている隣家の農民によると「この辺りで出荷用の農産物を
生産している農家は、生産量の増加や収穫時期短縮のために成長促進剤などを大量投与
しているのがほとんど
だ」という。

一方、松原市前郭県王府鎮小楡樹村では、野菜だけでなく、コーリャンといった穀物まで
栽培している家もあった。

農民に栽培の指導をしてきた徳恵市農業技術普及センターの李東波副主任は「自給肥料や人糞、
家畜の糞を使用していた農民も、今はみな化学肥料に頼るようになり、過剰な化学肥料や
農薬の使用で土壌の有機物含量は著しく低下した」と嘆く。

農産物の安全問題。解決への道のりはまだまだ遠そうだ。(経済参考報=中国新聞社)
●=木へんに果

-以上です-
上海の街頭で野菜を売る近郊農民
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